燃費効率を50%向上した電気推進による次世代リージョナル旅客機を発表 ホンダジェット()

Zunum Aeroは、既存の機体に比べて燃費効率を40~80%向上することを可能にした電気推進による次世代リージョナル旅客機を発表した。

Zunum Aeroのリージョナル機は、Bombardier Dash 8などと類似した座席構成をしたものとなっているが、従来機で採用されているターボプロップエンジンの代りに、電気モーターを使ったダクトファンエンジンを採用したところが最大の特徴となっている。

電気モーターを使った電気飛行機は、既にAirbusなどの大手も1人乗りの練習機などとして開発に着手し、試験飛行にも成功しているが、リージョナル機クラスの機体を電気モーターの出力だけで飛ばすという発想は、これまでにはなかったものとなる。

電気推進機関は、ターボエンジンのように複雑な機構を必要としないこともあり、Zunum Aeroによる電気リージョナル機が実際に実現した場合には、航空機業界に革新をもたらすものとなりそうだ。

ただし、現在のリチウムイオン電池の技術では、Airbusが開発を行っているような1人乗りの小型機を電気モーターで飛行させることは可能でも、10~50名が搭乗可能なリージョナル旅客機を飛行させることは不可能となる。

そのため、Zunum Aeroの電気リージョナル機は、水素燃料電池など既存のリチウムイオン電池よりもよりパワフルな次世代二次電池が提供されることが大前提のものとなっている。
http://businessnewsline.com/news/201704060025470000.html