「仕事しろ」と言われ父親刺した41歳の息子  無職の中年めぐる殺傷事件相次ぐ

仕事しないと叱った父親(75)を包丁で刺して死亡させたとして、神奈川県藤沢市在住の無職の男(41)が県警に逮捕された。いま、無職の中年をめぐる殺傷事件が相次いでいる。

「資格や経験がないと、仕事の幅が狭まる」

引きこもりの人も含めて、40代の仕事探し状況は、いったいどうなっているのだろうか。

ハローワーク藤沢の業務次長は、J-CASTニュースの4月5日の取材に対し、次のように話す。

「仕事の相談に来られるのは、40代以上の人が3分の2を占めています。それ以下の人は、ネット上の求人情報などを活用されており、登録数は少ないですね。高齢になると、ハローワークを頼る傾向があるのだと思います。

企業は求人で年齢指定できないことになっていますので、そのほとんどが『年齢不問』となっています。ですが、資格や経験を指定してきますので、そうしたものがないと、応募の枠は必然的に狭くなります」

引きこもりの人については、こう言う。
 
「長期の失業者は仕事を得るのが難しく、相談してきたり実際に就職できたりするのは非常にまれですね。外出していないと、生活のリズムができていないので、朝起きられないということにもなってきます」

藤沢市の地域包括ケアシステム推進室では、「親が行政などに相談してきたり、引きこもりの家族会に入ったりすれば、就職などの支援に結びつきます。しかし、そういうところにつながっていなければ、支援を届けるのが難しくなってしまうと思います」と話す。

今回の事件については、ニュースのコメント欄などで、「悲しいな氷河期世代」「40過ぎて職歴無しとかだったら、どうしようもない」といった声のほか、「この歳になって逆ギレとは幼稚すぎる」という指摘も出ている。

http://news.livedoor.com/article/detail/12896535/