【社会現象】「けものフレンズ」が20~40代に受け入れられた理由

けものフレンズ」がネットで20~40代に受け入れられた理由〈AERA

3月末に最終回を迎えた深夜アニメ「けものフレンズ」で多用された“やさしい”言葉がツイッターにあふれている。背後に何があるのか。

「わーい!」「すごーい!」「たーのしー!」「あなたは○○なフレンズなんだね!」

 2月、普段は殺伐としたツイッターのタイムラインが、こんな“やさしい”ツイートであふれかえった──。

●人間の世界は失われた

 女の子の姿をした動物「アニマルガール」と迷子の子が、巨大な動物園を旅する物語だ。ツイッターなどネットを中心に徐々に盛り上がり、ニコニコ動画での初回の再生回数は450万回を超えるヒットとなった。
「若者に問題の全てを押しつけて、上の世代が逃げ切ろうとしているのが今の日本。若い人は未来がないし、日々泥のように働いている。

そんな中で重いテーマや問題提起を投げかけられるハードなコンテンツにはうんざりしている。彼らは最悪な現実をわかっているからこそ、まったりとした日常を描くアニメに癒やされる」

だが、やさしさが溢れるファンタジーだけではリアリティーがない。そこで、

「エンディングで廃虚の映像が流れますが、ここから、実は人間の世界はすでに失われたという深読みができる。『けものフレンズ』は、実はディストピアものの作品でもあるんです」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170405-00000060-sasahi-ent&p=1