NASAやJAXAなど、地球に小惑星が衝突した場合の対策を検討中  ついにこの時が来たのか……

小惑星衝突、人類どうする

地球に接近する未知の小惑星を発見、衝突の恐れも―。SF映画のようなこんな事態に備え、被害を
最小限に抑えるための方策を専門家らが議論する国際会議「プラネタリー・ディフェンス・カンファレンス」が
5月に東京で開かれる。

国連が主導し、米航空宇宙局(NASA)や宇宙航空研究開発機構JAXA)が参加する地球防御構想の一環。
日本の上空を通過する仮想の小惑星をシミュレーションし、落下の危険があれば場所を特定して住民避難を
呼び掛けるための机上演習を行う。

http://imgur.com/hRx2N6Y.jpg
小惑星衝突のイメージ図

http://jp.reuters.com/article/idJP2017040201001144

プラネタリー・ディフェンス・コンフェレンス
http://www.planetary.jp/PDC/index.html

■シナリオ開始

2017年03月06日、21.1等級で観測された小惑星は、翌日に再確認された。それはマイナープラネットセンター(MPC)に
よって " 2017 PDC " という仮符号が与えられた。 (実際の小惑星ではないという事実を強調するため、三文字の
アルファベットで ”PDC ”と表記しているが、現行の制度において実際の小惑星仮符号としては決して使われない。)

初期の軌道計算によれば、2017 PDC の軌道が地球の軌道に 0.05 au 以内で接近することを示しているため、
潜在的に危険な小惑星(PHA)に分類される。 (au は「天文単位」、太陽からの地球の平均距離149,597,870.7 kmに相当)。
軌道は楕円で、近日点が 0.88 au、最も遠い遠日点は 3.60 au にまで及ぶ。軌道周期は 1225 日(3.35年)であり、
その軌道傾斜角は 6.3 度である。

2017 PDC が発見された翌日、ESA CLOMON システムと併せて JPL の Sentry 衝撃監視システムは、小惑星
衝突する可能性のある日付を特定した。10 年以上後の2027年7月21日に衝突の可能性があるが、確率は非常に
低く、4万分の1と見積もられた。

小惑星は地球から約 0.36 au 離れており、地球に接近しながら明るさを増していた。これは地球上で広範囲に
観測され、そのデータが増加するにつれて、2027年に衝突する確率が増加した。4月7日、小惑星は 20.4 等級で
明るさのピークに達し、衝突確率は 0.2% 近くまで上昇した。

衝突が危惧される小惑星の物理的性質はほとんど分かっていない。見かけの明るさに基づけば、その絶対(内因性)等級は
約 H = 21.9 ± 0.4 と推定される。 しかし、そのアルベド(反射率)が不明なため、小惑星のサイズは 100 メートルから
250 メートル程度としか言えない。2017 PDC は発見後一ヶ月以上にわたって地球に接近し、4月下旬には約 0.13 au
最も近いポイントに達する。残念なことに、それはゴールドストーンレーダー(GSSR、カルフォルニア・バーストウ)では
検出するには余りにも遠く、アレシボ(プエルトリコ)は南過ぎる。小惑星は、2027年の衝突の危機まで、地球に
再び近づかないとされる。

発見以来、小惑星はほぼ毎日追跡され、2027年の影響確率は上昇し続けている。2017年05月15日現在において
衝突の確率は、約 1% にまで達していた。 残りのシナリオは会議で明らかにされる。PDC 会議の初日までに
周知する 2017 PDC についての詳細を以下に示す。

続きはWebで

具体的な衝突のシナリオ
http://www.planetary.jp/PDC/scenario.html